たがやすblog

道端に捨ててあるたばこの吸殻程度にはどうでもいいことを

10/8

 

今日やっと『他人の顔』読み終わりました。

「他人アレルギー症患者」という言葉、非常にユニークですね。安部公房は読者を納得させるような論理展開をした後で、「お前馬鹿じゃねえの?」とでも言うように一気に突き放す、そういう話を沢山書いている感じありますね。

 

神のみぞ知るセカイ』23巻も読みました。というか、いつの間にでてたのコレ……

まず、表紙の女の子、誰だよ!となったのは俺だけではないはず。ヒロイン攻略してた頃ならまだわかるが、なぜこのタイミングでこの表紙……?と思っていたら、なんとキャラの黒いこと黒いこと。こええよ。

しかし、話の流れもイマイチ掴めないまま桂馬が過去の時間で女神編解決の準備をする、みたいな展開になってきましたね。最初読んだ時は????って感じだったんですけど、要するにこれ、「ちひろに女神を隠すかどうか」が重要になってくるんじゃないかと。女神編終わってからだらだらとよくわからないことをやってたけれど、やっと面白い展開になってきたなという感じですね。

 

別に読んだものの感想書く日記にするつもりはないのですが、その日その日で思ったことを適当に書いていけたらと思っています。

『他人の顔』より、印象に残った文を引用して、今日はこのへんで。

「知ろうとして、知ることが出来るような、そんな生易しい他人ではない。」

 

他人の顔を物ともしない方法を見つけつつ。